お母さんから赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきや水痘(みずぼうそう)では生後3か月までに、麻しん(はしか)やおたふくかぜでは生後8か月ころまでに、自然に失われていきます。ですから、この時期を過ぎますと、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要がでてきます。これに役立つのが予防接種です。
子どもの発育と共に外出の機会が多くなります。保育園や幼稚園に入るまでには予防接種で免疫をつけ、感染症にかからないように予防しましょう。
最近「病気がはやっていないので、予防接種はもう必要ないのではないか」という声を耳にします。この考えはまだまだ早計です。予防接種で国民が抵抗力をつけているから病気の流行がおさえられているのを忘れないでください。 |